こんにちは、アイビディアです。
前回の記事では私の米国個別株ポートフォリオをご紹介しましたが、今回は「投資信託」にフォーカスしていきます。米株を中心としたラインアップですが、狙いどころや運用スタンスがそれぞれ異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに前期は、個別株のご紹介をしました。気になる方は以下の記事をご参照ください。
1. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
(旧つみたてNISA枠・放置運用)
- 王道のS&P500連動型。迷ったらこれ、という安心感。
- 旧制度のつみたてNISAで購入後は完全放置。
- いわゆる“時間を味方にする”シンプル戦略で、運用コストを抑えながら米国市場全体の成長を享受しています。
2. iFreeNEXT FANG+インデックス
(現行NISA・積み立て投資枠)
- Meta、Amazon、Netflix、Alphabetに加え、テック大手10社を均等配分。
- 四半期ごとに銘柄入れ替えがあり、次世代テクノロジーへのエクスポージャーが高いのが魅力。
- 現在も淡々と積み立て中。ボラティリティは高いものの、長期で見れば期待リターンは大きいと判断。
3. iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
(現行NISA・積み立て投資枠 ⇒ 新規積み立て停止中)
- S&P500と並ぶ**“王道インデックス”の一角**。
- 昨年、FANG+の圧倒的パフォーマンスに惚れて積み立てをストップ。
- ただし現在の調整局面では「継続していれば良かった…」と若干の後悔。やはり愚直な積み立ての威力は侮れませんね。
4. 三井住友TAM 米国大型テクノロジー株式ファンド
(現行NISA・成長投資枠、スポット買い)
- いわゆる**“マグニフィセント7”(Amazon/Apple/Alphabet/NVIDIA/Tesla/Microsoft/Meta)に均等投資**。
- 半期ごとにリバランスするシンプル設計。
- 個別株売買で余剰資金が出たときにスポット購入。2025年3月時点では逆風ですが、テクノロジー主導の長期成長シナリオは健在とみています。
5. Tracers S&P500ゴールドプラス(通称:ゴルプラ)
(特定口座)
- S&P500と金をそれぞれ100%ずつ──実質レバレッジ2倍構造。
- 株式好調時はS&P500、リスクオフ局面では金が下支え、という“ハイブリッド防御”が特長。
- NISA対象外のため特定口座で保有。直近の下落相場では金のヘッジが効き、ドローダウンを抑制できています。
ポートフォリオ全体の狙い
- 王道インデックスで市場平均を確保
- S&P500、NASDAQ100で米国市場全体の成長を押さえる。
- 攻め筋として高成長テックを厚めに
- FANG+やマグニフィセント7でリターンの上乗せを狙う。
- ゴールドで下落耐性をプラス
- ゴルプラで株安時のクッション役を担う。
この3本立てで、**“コア(安定)+サテライト(攻め)+ヘッジ(守り)”**のバランスを意識しています。
まとめ
- 旧つみたてNISAの**“放置枠”**はSBI・V・S&P500でコツコツ。
- 現行NISAの**“積み立て枠”**はFANG+(攻め)を主軸に、NASDAQ100は様子見。
- 成長投資枠と特定口座で**“テック集約”+“ゴールドヘッジ”**を組み合わせ、リスクとリターンを最適化。
投資は自己責任。本記事は著者の運用例であり、売買を推奨するものではありません。ご自身のリスク許容度と投資方針に合わせてご判断ください。
次回はNISA保有銘柄(個別株)について掘り下げていきます。お楽しみに!
コメント