先に結論:成長投資枠は 2244 を 9.5 割、残りをマグニフィセント7均等型ファンドに。積み立て投資枠は FANG+ 一本でフルイン!
こんにちは。前回までに現行で保有している個別株、投資信託のポートフォリオをご紹介してきました。以下のリンクから該当の記事に飛ぶことができます。
今回は 新NISA の非課税投資枠で「実際に何を買っているのか」を、リアルな金額配分とともにシェアします。
新NISAの投資枠をざっくりおさらい
区分 | 年間枠 | 生涯上限 | 補足 |
---|---|---|---|
成長投資枠 | 240万円 | 1,200万円 | 個別株・ETFなどに自由投資 |
積み立て投資枠 | 120万円 | 1,800万円 | つみたてファンド専用。成長枠との合算上限は1,800万円 |
多くの人が「成長枠 1,200万円 + 積み立て枠 600万円」で埋めるパターンが王道かもしれませんが、私は両枠フル活用派です。
成長投資枠(年間最大240万円)
2244:Global X US Tech Top 20 ETF(約95%)
- どんなETF?
- NASDAQ 上場の大型テック 20 社に集中投資
- 連動指数:FactSet US Tech Top 20(配当込み・円換算)
- 運用経費率:年 0.49% 程度
- 選んだ理由
- 20 社集中 なのに時価総額加重で極端な1社占有を回避
- 円建てなので為替ヘッジ不要、税金計算もラク
- 半導体・クラウド・eコマース・生成AIなど、テックの成長ド真ん中にワンパッケージで乗れる
- 主な構成銘柄
NVIDIA / Amazon / Broadcom / Microsoft / Apple / Tesla ほか
残りは「ロボティクス」「クラウド」「プラットフォーム」「eコマース」「半導体」のサブテーマで選抜
三井住友TAM-米国大型テクノロジー株式ファンド(マグニフィセント7) (約5%)
- ポイント
- Apple・Microsoft・NVIDIA・Amazon・Alphabet・Meta・Tesla に均等1/7投資
- 生成AIブームの恩恵をピュアに取りに行くサテライト枠
運用メモ:2024年はQQQを240万円分握っていたものの、途中で売却。2025年は2244にスイッチし、余った端数をマグ7で埋めています。
積み立て投資枠(年間最大120万円)
FANG+(ほぼ100%)
- FANG+ とは?
メタ(旧Facebook)・Amazon・Netflix・Alphabet(Google)を核に、追加6社を加えた10銘柄指数。 - なぜ一本勝負?
- 定期リバランスが優秀 ─ 2024年の見直しで Tesla が除外 → その後の株価調整を回避
- 10 銘柄でも「売上成長率」と「時価総額」の定量基準で入れ替えが効く
- 積み立て口座での売却予定がないので、高ボラでもOK
2025年3月時点の所感とスタンス
- 米中関税問題や金利高で逆風が吹く相場ですが、長期テーマ(AI・クラウド・半導体)はむしろ強固と判断。
- 非課税枠をフルに使い切り、狼狽売りしないのが最大のリターン源泉と肝に銘じています。
- 市場が関税を織り込んで落ち着けば、テック株は再び上向くと見て「ひたすら積み上げて耐える」フェーズと位置付け。
まとめ
- 成長投資枠 → 2244 を中核にマグ7で味付け
- 積み立て投資枠 → FANG+ に全振り
- ボラティリティを受け止めるには枠取り・比率・心構えの三拍子が大事
今後も運用状況を随時アップデートしていきます。コメントや質問があればお気軽にどうぞ!
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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