【米国株】損切りの重要性:投資成功のために心鬼にして実行しよう

米国株

こんにちは、アイビディアです。
みなさんは、損切りをしていますか?

「ガチホ(ガチでホールド=長期保有)していれば、いずれ戻るから損切りはしない」という考え方をお持ちの方も多いかもしれません。私自身も損切りは好きではありません。しかし、投資を続けていく中で、損切りは必要不可欠な作業だと強く感じています。

今回は、「なぜ損切りが大事なのか?」について掘り下げてお話しします。損切りが苦手な方にも参考になる内容を目指しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

損切りとは何か?

損切りとは、含み損が出ている状態で保有している銘柄を売却し、損失を確定させる行為です。

これは一見すると「負け」を認める行為のように思えるため、多くの投資家が心理的な抵抗を感じます。

しかし、実際にはこの「負け」を認めることこそが、長期的な投資成功への第一歩となります。

なぜ損切りは大事なのか?

1. 損失拡大のリスクを防ぐ

損切りをしないまま放置すると、さらに価格が下落し、大きな損失につながる可能性があります。

特に市場環境が悪化している場合、「そのうち戻るだろう」と楽観視していると取り返しのつかない事態になることも…。
損失が小さいうちに一度手放す勇気が必要です。

2. 資金の流動性を確保する

塩漬け状態(含み損を抱えたまま売却できない状態)の資産に資金を固定してしまうと、新たな有望な投資先に資金を回すことができなくなります。
早めに損切りすることで、新しいチャンスに備えることができます。

3. 心理的ストレスを軽減する

含み損を抱え続けると、「どうしよう…」という不安やストレスが積み重なります。その結果、冷静な判断力が失われ、さらに悪い決断をしてしまうこともあります。
一度損切りしてリセットすることで、心の余裕を取り戻すことができます。

よくある誤解:「そのうち戻る」という希望的観測

「ガチホしていればいつか戻る」と考える方も多いですが、市場は必ずしも期待通りには動きません。一時的な下落であれば戻る可能性もありますが、企業業績の悪化や市場全体のトレンド変化など、根本的な理由で価格が下落している場合、そのまま下落し続けるリスクもあります。

例えば:

  • 過去には、大企業でも業績悪化や市場競争の激化で株価が大幅に下落したケースがあります。
  • 仮想通貨や新興市場株などボラティリティ(価格変動)が高い商品では、一度下落すると元に戻らないことも珍しくありません。

「そのうち戻る」という希望的観測ではなく、市場や銘柄の状況を客観的に見極めることが重要です。

効果的な損切りラインの設定方法

1. 事前にルールを決めておく

投資する前に、「購入価格から5%下落したら売却する」「7%下落したら売却する」といったルールを決めておきましょう。これにより、感情的にならず冷静に判断できます。

2. ストップロス注文を活用

証券会社の機能として設定できる「ストップロス注文(逆指値注文)」を活用することで、自動的に特定価格で売却されます。

米国株は深夜帯に動くため、逆指値をさしておくと安心ですね。

まとめ:心を鬼にして実行する勇気を持とう

損切りは「負け」を認める行為ですが、それはあくまで次につながるステップです。一時的な感情や希望的観測ではなく、冷静かつ計画的に行動することで、長期的にはより良い結果につながります。

  • 損失が少ないうちに一度手放すことで、大きなリスクから身を守れる。
  • 損切りによって得たキャッシュで、新たな投資機会へ進むことができる。
  • 心理的ストレスから解放され、次の判断が冷静になる。

ぜひ皆さんも、自分自身の損切りルールを作ってそれを守ってください。

そして、「負け」を受け入れる勇気こそが成功への第一歩だということを忘れないでくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てれば幸いです。それではまた!

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