インフレの恐怖とそれに打ち勝つには?

経済

こんばんは。アイビディアです。

今朝、東京都区部のCPIが発表されましたね。

統計局ホームページ/消費者物価指数(CPI) 東京都区部速報(最新の月次結果の概要)

概要は、総合指数は前期比で+2.9%で、コアCPIは前期比+2.4%と、着実にインフレは加速していますね。この調子だと3月の実質賃金もきっとマイナスでしょうか。。苦しいですね。

さて、タイトルにあるインフレの恐怖についてです。

72の法則は有名なのでみなさんご存じかと思いますが、それに当てはめると、貯金1億円をしても、ざっくり24年後にはその実質価値が半減しているということになります。

インフレ下で預金しかしていないと年々資産が目減りしていくことになります。恐ろしいですね。。

厳密には預金利息があるため、多少はその減り方もマイルドになりますが、それでも利率はインフレ率を大幅に下回るため、預金が目減りしていくという大勢には影響はないです。

そうすると、繰り返しになりますが、インフレ下では預金で持っていてもインフレ負けすることになります。

インフレ対策とは?

では、インフレヘッジするには、どうしたらいいかというと、インフレに強い資産を持つ必要があります。

具体的には、株式、不動産、現物資産(ゴールド)あたりでしょうか。インフレヘッジの意味でも、気軽に買うことができる株式投資は有効なんですね。不動産でもいいのですが、住宅ローンを組んでと買うまでのハードルは株式に比べると高いです。

なんで株式はインフレヘッジに有効なの?って思う方がいると思います。その理由ですが、結局インフレに応じて企業業績が向上して(値上げで売上増えますよね)、結果、株価も上がるという算段です。

それでも株価が乱高下して買えない人向けに

インフレヘッジとして株式を買うのは有効とわかっていても、乱高下する中で買うタイミングがわからない、怖くて買えないという人は多いと思います。

そういう人におすすめなのがドルコスト平均法です。

ドルコスト平均法とは、定期的に同じ金額を積み立てる(=時間の分散)の買い方です。この方法によって、株価が高いときは少量購入し、株価が高いときは多めに購入することができます。今のトランプ相場のように、毎日ニュースによって大きく株価が動くような場合、買うタイミングが難しいので、ドルコスト平均法をお勧めします。

大きく下がってもそこが底かどうかはわからないので、底だと思って一気に資産を集中投資するのは危険だと思います。

分散して投入するというのは心がければ、この厳しい相場を乗り越えられるのではないでしょうか。

まとめ

以上、今回はインフレの恐怖とインフレヘッジのための手法、買うタイミングがわからない人向けのおすすめ購入法をご紹介してきました。

インフレが強く進行している昨今、預金だけではなく積極的に株式投資をして、インフレヘッジをして行くのが重要ではないでしょうか。

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